永遠の片想い
彼女の泣き顔
佳祐とは相変わらずなまま、季節は冬に近付き。
気付けばあと数週間で、イベントだらけの12月に入る。
あの日からユキ先輩は、私を見かける度に声をかけてくれる。
"私のかわいい後輩"
そんな風に言ってもらえる事が、嬉しくて仕方なかった。
日に日に仲良くなる先輩とは逆に、最近のマリは付き合いが悪く、まるで私を避けているようにも見える。
でも学校にいる間は普通だし、特に変わった様子もない。
ただ一つ気になる事が−−…
「マリ、今日帰り暇?」
「あー…ごめん」
マリは"用事あるんだ"と、私の誘いを決まって断るようになった。
その事を深く考えたりはしなかったけど、何となく聞けない日が続く。
気付けばあと数週間で、イベントだらけの12月に入る。
あの日からユキ先輩は、私を見かける度に声をかけてくれる。
"私のかわいい後輩"
そんな風に言ってもらえる事が、嬉しくて仕方なかった。
日に日に仲良くなる先輩とは逆に、最近のマリは付き合いが悪く、まるで私を避けているようにも見える。
でも学校にいる間は普通だし、特に変わった様子もない。
ただ一つ気になる事が−−…
「マリ、今日帰り暇?」
「あー…ごめん」
マリは"用事あるんだ"と、私の誘いを決まって断るようになった。
その事を深く考えたりはしなかったけど、何となく聞けない日が続く。