秘密の放課後
No.1
「じゃあ美月、また明日~」
親友の藍未が1メートルぐらい先で私に手を振っている。
「ん、また明日!」
手を振りながら、いつも利用している駅まで向かう。
かなり大きい駅で、夕方4時頃が1番人が多い。
「今ちょうど4時5分前じゃん…」
ケータイで時間をを確認しながら呟く。
駅かなり混んでるはず…
満員な電車を想像したら自然とため息が出た。
「どうしよ…歩こっかな?」
最近食べ過ぎだし…
「うん、そうしよ」
ケータイのメールボックスを開きながら、近くのコンビニに向かう。
着いたからケータイを閉じて顔を上げた。
キラッ
光が私の顔にあたった。
まぶしっ…!