太陽 -短編-
カクンっ…
「痛ったぁー!」
「ざまあみろ-(笑)」
あたしは横田にひざかっくんされた。
いつものこと。
「もう、最低!はげ!」
「はげてねぇし!ヅラ!」
「ヅラじゃないし!地毛100%だし」
「あんたたちもあきないねぇ」
呆れ顔で言ってきたのは、友里だった。
「友里ー!」
「はいはい、泣かない泣かない。」
そうなぐさめてくれる友里はしっかり者。
あたしの親友。
頼れるんだなぁー。