ホントの恋
あたしが、仲村さんの過去のことを知るのは





まだ先のことだった。





ー夜



なんか、今日は妙に疲れた。


早く、寝たい・・・・



そう、思ったとき、携帯に着信が入った。




画面をみると先生だった。




あたしは、すぐに電話に出た。



「はぃ、愛海です★」


「今、暇?」




「暇だけど・・・でも今から何すんの?」




「おれ、病院から今抜け出した。」




「え?何してんの?だめだよ。」



「愛海に会いたいから。」



その言葉を聞いて胸があつくなった。




先生は、なんでそんな言葉を簡単に言えてしまうのだろう。。
< 144 / 209 >

この作品をシェア

pagetop