野球少年と彼女と私
★プロローグ
――――S高校
この高校に入ったのは理由がある。
私は毎日‥毎晩‥てゆか、朝昼晩ない脳みそをフル回転させて勉強して、必死こいて入ったこの高校には私に、"それほど"の事をさせる魅力があったりする。
それはある、出会いがきっかけ。
野球の帽子をかぶった男。
ちょっと茶色髪でツンツン立ってる短髪の男。
背が高くてカッコイイ男。
私に笑いかけ、手をさしのべてくれた
―――野球少年。