野球少年と彼女と私
女子トイレに行くと、何故か、まさ君まで女子トイレに来た。


「ちょ、まさ君!ここ女子ト――――‥」


一瞬の出来だった。
びっくりして声が出せなかった。
酔いが一気に覚めた気がした。


まさ君が私をトイレの個室に押し込むと、
私の両腕を壁に押し付け、私は壁とまさ君に挟まれてる状態だった。


「ま、さ君‥酔‥酔いすぎ‥‥‥‥‥‥」

まさ君の目が怖くて
それ以上私が言葉を出せなかった。

まさ君の唇が、首筋を通り、肩へと滑る。
服やブラを取られた事に私は気付かなかった。

その"行為"に現実味を感じなかった。
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