【詩集】ロンリーキャッチボール
RIGHTNING
いつかの未来は過去になった
あたしが居て君が居る「今」
空欄の「未来」さえも
繰り返し
揺れる電車 流れる景色
月が眠るから太陽が起きて
昨夜の秋雨ももう晴れた
君の存在確かめてみるよ
確かな命の光に照らされるよ
それだって
簡単に解ける優しい魔法
気付いてるけど
「今」 君は暖かい
未来が照らせなくても 確かな光
今在るのならそれで良い
くもりのち晴れ その先不明
今晴れてるのならそれで良い
さぁ 行こうか
触れないふれあい
君の温度で気付いたよ