【詩集】ロンリーキャッチボール
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流星群の日に
友達を亡くしました。
特別綺麗だった夕日が沈む頃、かかってきた電話で「それ」を知った時には、涙は出ませんでした。
一心不乱に自転車をこいで、途中で地元の友達と合流しながら「あいつ」の家へ向かいました。
思えば、地元の皆とはもう約15年の付き合いになります。
高校生になって離れた友達とのこんな形での再会は、本当に苦しくて…痛かった。
見慣れた顔がぐっと歪んで、この時に糸が切れたように皆で泣きました。
でもそれも、過去になる。
明日が怖くて仕方なかった。
「このまま皆と会えなくなったらどうしよう」なんて高校生にもなって怖くて泣きました。
皆と居られることの幸せは、本当に尊いと思います。
「当たり前」は
すごく幸せなことです。
すごく怖いことでもあります。
それを知った感覚と、
失う悲しみと虚無感。
「今」を皆と生きていく
愛しい時間。
生きる喜び、大切な人の存在。
そして、命の尊さをどうしても確認したくて書きました。
ご意見・ご感想頂ければ
本当に嬉しいです(・ω・)ノ
ありがとうございました。
キャッチャーとして、
弟として、
彼氏、息子、仲間として……
全ての瞬間を生きた
「大ちゃん」と、
支えてくれる仲間に
最上級の感謝を込めて。
自分は今、
生きとるよ(・ω・)ノ
だから大丈夫。
091111*相楽
16回目の誕生日
3限目の化学講義室にて