LAST TRAIN


「明日の土曜日、ここで待ってる。デートしてよ」

「は?」

「その時、これ返すよ」

そう言って俺の生徒手帳をヒラヒラと見せた。

「来なかったら、捨てちゃうから」

はぁ、ふざけんなよ・・


プシュー

電車のドアが閉まった。

は?あの女乗らねーのかよ・・まじで明日行かなきゃなんねーの?

めんどくさい事になった・・



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