LAST TRAIN


「玲於君が恐い訳じゃない。まぁ低い声は恐かったけど」

「あぁ、悪かった」

「今日謝ってばっかだね」

あたしが笑うと玲於君も少し笑った。

「ねぇ、どこ行く?」

「は?」

「デートしてくれる為に来たんでしょ?」

「別に」

出た、玲於君のクール。



< 50 / 122 >

この作品をシェア

pagetop