LAST TRAIN


目を覚ますと次の日の昼だった・・。

結構寝てたんだ。

左手には点滴・・。
自由に手が使えない。


ガラガラ――

「あら桜姫チャンおはよう」

「梨花さん・・」

調度、梨花さんが病室に入って来た。

「調子はどう?」

「ん、大丈夫」

「なら良かったわ」

梨花さんは持って来た紙に目を向けた。



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