Shine―光をください―
眠りに着こうと布団を被っても、寝れなかった。
目を閉じても、さっきの医者の言葉が脳裏から離れない。

そして、枕にシミをいくつも作った。

―どうして、私なんだろう。
―どうして、どうして

そう考えていると、ある言葉が浮かんだ。

「…そっか、」

私は臍曲がりだから、本当に曲がったんだ。

これは天罰なんだ。

今までの行いが悪いから、こんな目にあったんだ。


そういう見解にたどり着いた。
< 22 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop