この想いを君に… −あの場所へ−
『門真さん、元気〜?』
能天気そうな光の声が電話から聞こえてホッとする。
1週間に1回、光は電話を掛けてくる。
『今度の2&4、行くから』
「ありがとう」
…今になって、改めて光の存在の大きさを思い知らされる。
日本に帰って来た時の光は海外で打ちのめされて帰って来ていたし、それでも有名チームからオファーはあったものの。
どこに行けばいいか、わからなかった。
いや、光のテンションが下がりすぎていて、才能がそのまま…ダメになる可能性があった。
多分、ライダー仲間で拓海とは一番仲が良かった光。
それが縁で真由とも友達だった光。
だから俺は光に声を掛けたんだ。
それがこんなに長く…
付き合いが続く事になるとは。
能天気そうな光の声が電話から聞こえてホッとする。
1週間に1回、光は電話を掛けてくる。
『今度の2&4、行くから』
「ありがとう」
…今になって、改めて光の存在の大きさを思い知らされる。
日本に帰って来た時の光は海外で打ちのめされて帰って来ていたし、それでも有名チームからオファーはあったものの。
どこに行けばいいか、わからなかった。
いや、光のテンションが下がりすぎていて、才能がそのまま…ダメになる可能性があった。
多分、ライダー仲間で拓海とは一番仲が良かった光。
それが縁で真由とも友達だった光。
だから俺は光に声を掛けたんだ。
それがこんなに長く…
付き合いが続く事になるとは。