この想いを君に… −あの場所へ−
「どうもありがとうございました」

翌日、朝早くに光の実家を出発した。

「何かあったら…絶対に連絡してや」

光の両親に何度も言われて頷いた。



…体が動かなくなって、ますますわかる人の有り難さ。

自分はたいした事をしていないのに。

それでも助けてくれる。

本当に有り難い。
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