この想いを君に… −あの場所へ−
「…無理かな」
夜、家に祥太郎もやって来て話し合い。
パパは部屋で寝かせていた。
「現地の病院に念のために手回ししたらええやん」
光さんは何度もお世話になっている病院の名前を言った。
「総一さんは来たいんやろ?
それやったらそう出来るようにせな後悔するで」
「だねえ」
祥太郎も頷く。
あたしはパパがしたいように出来たらいいなって思ってる。
きっとパパはどんなに辛くてもサーキットに行きたいと思うから。
夜、家に祥太郎もやって来て話し合い。
パパは部屋で寝かせていた。
「現地の病院に念のために手回ししたらええやん」
光さんは何度もお世話になっている病院の名前を言った。
「総一さんは来たいんやろ?
それやったらそう出来るようにせな後悔するで」
「だねえ」
祥太郎も頷く。
あたしはパパがしたいように出来たらいいなって思ってる。
きっとパパはどんなに辛くてもサーキットに行きたいと思うから。