この想いを君に… −あの場所へ−
「去年は…勝たせてもらった気がする」
祥太郎も32歳。
あいつのピークが20代後半、MotoGPに出ていた時だからそれを考えると今は緩やかながら落ちてきている。
けれど、それをカバーしているのは経験、技術。
色んな意味であちこちに刺激を与えられるヤツやな。
「でもさ」
知樹はクリン、とした大きな目で俺を捕らえると
「あの祥ちゃんをまちがいなく抑えていたよ。
祥ちゃんが勝たせてくれたなんて思えないし」
嬉しい事を言ってくれるね〜!!
「知樹は可愛いなあ」
思わず抱きしめると…
「ムカつく」
むっちゃんは頬を膨らませて俺の尻を…蹴った。
…なんで?
ヤキモチ???
祥太郎も32歳。
あいつのピークが20代後半、MotoGPに出ていた時だからそれを考えると今は緩やかながら落ちてきている。
けれど、それをカバーしているのは経験、技術。
色んな意味であちこちに刺激を与えられるヤツやな。
「でもさ」
知樹はクリン、とした大きな目で俺を捕らえると
「あの祥ちゃんをまちがいなく抑えていたよ。
祥ちゃんが勝たせてくれたなんて思えないし」
嬉しい事を言ってくれるね〜!!
「知樹は可愛いなあ」
思わず抱きしめると…
「ムカつく」
むっちゃんは頬を膨らませて俺の尻を…蹴った。
…なんで?
ヤキモチ???