この想いを君に… −あの場所へ−
昼からまたあのコーナーに行って観戦した。

家族4人で…

多分初めて。



「うひゃ〜!!」

むっちゃんが楽しそうな声を上げた。

祥太郎くんの走行。

相変わらずアグレッシブで攻めまくる。



「見ていて気持ちがいいね〜」

そーちゃんは目を細めた。



北くんとのバトルは予選にも関わらず決勝並に激しかった。



「まあ、でも祥太郎かな」

そーちゃんの言う通り、祥太郎くんがベストラップを叩き出して明日はポールポジション。



見応えのある予選でみんな満足そうだった。
< 347 / 417 >

この作品をシェア

pagetop