この想いを君に… −あの場所へ−
全ての日程が終わり、急いで片付けに入る。

西に傾いた太陽が残り少ない夏を物語っていた。



総一さんは名残惜しそうにみんなの作業を見つめている。



その光景が胸に痛いくらい…

焼き付いて。

俺は目が逸らせなかった。



少しだけ、胸騒ぎがした。
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