この想いを君に… −あの場所へ−
9月末、最終日曜日。



あたしはサーキットにいる。



予定通り、そのレースに参加をしていた。

もちろん、知樹も祥太郎も。





今日はよく晴れていて気持ちがいい。





「むっちゃん!!」

光さんはあたしを見て微笑んだ。

「悔いのないように、楽しんでおいで」



もちろん!!



あたしは頷く。
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