この想いを君に… −あの場所へ−
「俺、第一線から下がってもいいかなって…」

光さんがいなくなった今、そーちゃんのすぐ下にいるのは俺。

お店でも光さんのお客さんを丸々任されたし、いずれは店長、そして社長になるのは間違いない。

社長の母ちゃんも

『祥太郎、そろそろ代わってくれない?』

なんて、冗談か本気かわからないけど、言ってた。



俺もライダーとしては後悔のないように色々させてもらったからなあ。



この辺りでみんなに恩返しするのが筋、か。
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