この想いを君に… −あの場所へ−
− 泰樹 −
「ただいま」
僕が帰宅したのは午後8時。
みんなもツーリングから帰ってきて、疲れてるのか各自の部屋に入っていた。
リビングにはパパとママと祥ちゃん。
「おかえり」
3人は笑って迎え入れてくれた。
「ただいま」
僕はギターを立てかけて手を洗いに行く。
…祥ちゃん。
泣いたなあ。
パパの病気がわかってから、にわかに周りはバタバタしていた。
むっちゃんはメイドカフェのバイトを辞めて毎日学校が終わればお店を手伝っていたし。
知樹も前以上に手伝っていた。
光さんが抜けて人手不足っていう事もあるけど。
桜ちゃんは相変わらずマイペースで新体操の練習をしている。
けど、知っている。
桜ちゃんは動揺しすぎて、部屋で大泣きしていた事を。
やっぱり、パパの存在は大きい。
僕が帰宅したのは午後8時。
みんなもツーリングから帰ってきて、疲れてるのか各自の部屋に入っていた。
リビングにはパパとママと祥ちゃん。
「おかえり」
3人は笑って迎え入れてくれた。
「ただいま」
僕はギターを立てかけて手を洗いに行く。
…祥ちゃん。
泣いたなあ。
パパの病気がわかってから、にわかに周りはバタバタしていた。
むっちゃんはメイドカフェのバイトを辞めて毎日学校が終わればお店を手伝っていたし。
知樹も前以上に手伝っていた。
光さんが抜けて人手不足っていう事もあるけど。
桜ちゃんは相変わらずマイペースで新体操の練習をしている。
けど、知っている。
桜ちゃんは動揺しすぎて、部屋で大泣きしていた事を。
やっぱり、パパの存在は大きい。