この想いを君に… −あの場所へ−
…気のせいか。

門真さんの後ろ姿が何となく。

どことなく…頼りない。



しばらく見ていないから、そう見えたのかな。

あの門真さんに限って、その背中が小さく見えるなんて…

ない。

はずだから。



それよりも、緊張するのは。

今日、夜に言う台詞。



何て言おう…



ぼんやりとピット作業を見つめながら俺は考え込んだ。
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