この想いを君に… −あの場所へ−
4.嘘を重ねて
2学期の終業式が終わって。
冬休み!!
あたしはその日の午後、光さんと一緒に大阪へ行った。
「むっちゃん、いらっしゃい〜!!」
光さんの妹、奏さんが駅まで迎えに来てくれていた。
「お久しぶり〜」
奏さんに抱きつかれて、あたしも奏さんを抱きとめる。
奏さん、いい香りがした。
凄く女の子っぽくて…
あたしとは大違い。
「奏、早く家に連れて帰って!!」
光さんはキレ気味に奏さんを見つめる。
「乙女の再会、邪魔すんな〜」
奏さんは光さんに向かって舌を出して、そっぽを向いた。
冬休み!!
あたしはその日の午後、光さんと一緒に大阪へ行った。
「むっちゃん、いらっしゃい〜!!」
光さんの妹、奏さんが駅まで迎えに来てくれていた。
「お久しぶり〜」
奏さんに抱きつかれて、あたしも奏さんを抱きとめる。
奏さん、いい香りがした。
凄く女の子っぽくて…
あたしとは大違い。
「奏、早く家に連れて帰って!!」
光さんはキレ気味に奏さんを見つめる。
「乙女の再会、邪魔すんな〜」
奏さんは光さんに向かって舌を出して、そっぽを向いた。