Girls Kiss・『中学生のキス』
「そっ…んなことっ、無いもん!」
そう言っていきなりアタシにキスをしてきた。
―キス、されてしまった。
一瞬だけ触れたあたたかな感触。
「…とだぁ」
「えっ…?」
「何の味もしないね…」
泣きそうな彼女の顔を見るのははじめてだった。
だからそのままアタシの前から去って行っても、何も声をかけられなかった。
唇に触れてみた。
味はしなかったケド…彼女のぬくもりが、唇に残っていた。
そう言っていきなりアタシにキスをしてきた。
―キス、されてしまった。
一瞬だけ触れたあたたかな感触。
「…とだぁ」
「えっ…?」
「何の味もしないね…」
泣きそうな彼女の顔を見るのははじめてだった。
だからそのままアタシの前から去って行っても、何も声をかけられなかった。
唇に触れてみた。
味はしなかったケド…彼女のぬくもりが、唇に残っていた。