届かないメール
警官は目を真ん丸にし.
しばらく追いかけてきた。


だが若さには勝てずあっとゆうまにまいてしまった!


あたしたちグループは近くの公園にひとまず溜まることにした。

「っくそ…まぢあそこばれちまったし…」

メンバーの武がいう。
「あたし達これからっ…」

不良とは思えない千尋が口をはさむ…

すると…
「わり―遅れたっ」

梓がガムをクチャクチャ噛みながら公園にきた…


皆…騒然とした…


「っ??何黙ってんだよ?」

「おい梓…てめえ…なんであたしらがここにいることしってんだよ…?」

「えっ…いつもの場所に行っていなかったから!」


「んなわけねえだろっあそこは今警官がうろうろしてるはずだ…あたしらグループは何度も同じ警官に捕まってんだ。てめえの顔なんか警官にすぐばれちまうんだよっ!」

「え…」
奈美の一言に梓の動きが止まった…
< 4 / 17 >

この作品をシェア

pagetop