LOVE・PIECE
「あっ!こんにちは。えっと、その・・・」
私は言いたい言葉がそこまで出てきてるのに、なかなか言えないでいた。
優は少し呆れた顔で
「用ないんだったら俺行くわ」
と言って歩きだしてしまった。
少しの沈黙の後
「好きですっ!」
私は顔を赤く染めてそれだけ言うとその場から走って逃げた。
帰り道私は一つ大きなため息をついた。
はぁ〜
あんな告白の仕方ってある?
きっと無理だろうなぁ。
優は彼女いるかもしれないし正直全然自信が無かった。