LOVE・PIECE



私は断ろうとした。




でもお願いだからと言われて渋々ついて行った。



足の速さには自信あったから何かあったらすぐ逃げる覚悟で。




けれど、その人は私をある場所に連れて行った。


すごく景色の良い場所。




「あの、えっと・・・」




「あぁ、ゴメンね急につれまわして。」



申し訳なさそうにその人は言った。




< 38 / 47 >

この作品をシェア

pagetop