LOVE・PIECE




その時だった。





クラスの男子が

「笹沢!高橋先輩呼んでるぞ」



って・・・


高橋先輩じゃん!




やばい超うれしい。







「ゴメンちょっと行ってくる」


私は理紗に一言いって先輩の所へ行った。






「どぉしたんですか?」


「これ。」


「あっ!これ探してたキーホルダ−だっ」


高橋先輩は、私が多分あの時落としたキーホルダーを持ってきてくれた。


「ありがとうございますっ!」


「あぁ」


私は顔がにやけていたかもしれない(笑)
高橋先輩に
「何にやけてんの」
と一言言われて私は顔が赤くなった。


「なんでもないですっ」



そう答えると、高橋先輩はフッと笑ってこう言った。


「俺のこと優って呼べ」
< 7 / 47 >

この作品をシェア

pagetop