オフィスラブ
フワッ―――

「えっ!?」


急にミツルくんに抱き上げられる。


「ゴメン。


そんなに怖がらせちゃったんだ………


なのに、ふざけたりしてごめん。


体もこんなに冷えてる。」


ヤバイ。


「大丈夫だよ!重いから下ろしてよ。」


ヤバイ。ヤバイ。


ドキドキする……


「平気だよ。深雪さん軽いし。

運ぶの二度目だし。」


「もしかして昨日タクシーからここまで運んでくれたの?」
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