†夢への対価*右目と眼帯†



「出来ましたわ♪」



今にも突進してきそうな勢いで菖蒲の方に走ってくる咲乱。



そう…この部屋は広いので十分に走れるほどの距離はあるのだ。



「おっ…お嬢様っ!?そんなに着物を着たまま走られたら…転んでしまい…」



ずるっ…きゃあ!!…ドタッ…



!!?



菖蒲はまさかと思ってとっさにつぶっていた目を開けた。



そこには…



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