白いソファの下で
「ん?どうした?そんなに悲しい声出して」



ガクはあたしの頭をくしゃくしゃ撫でた。



ミャー。



ミャー。



ガク、あたしを置いて行かないでね。



あたしを捨てないでね。



「よしよし。大丈夫だよ」



ガクはあたしを抱き上げた。



ミャー。



ミャー。



怖いよ。



あたしはたぶんあなたより先に死んでしまうけど、それまではあなたの近くにいさせてね。













大好きだよ、ガク。
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