空からの贈り物
悲劇
一年後の冬
あの最高の1日から一年たった今
私たちは今でも
自慢出来るぐらい仲がよかった
−ーーーーーーーーーーーーーーーーー12月25日ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は優真に「見せたいものがあるから23時に街の大きなツリーの下にいて」
と言われ、
待ち合わせのところで待っている
しかし
23時になっても優真がこない…
心配した私は
電話をした
<もしもし優真
今どこなの>
《もうすぐ着くよダッシュで……》
<優真ダッシュでなに
優真>
〜〜〜〜〜キィィィィィィーーーーーーー
ドン
ツーツーツーツーツー
電話が切れた
何か音がした
なに
ーーーーーーーーーーーーおーい屋田
どうしたの
元彼が息を切らしてきたのだ