お嬢様の執事は元王子!?
「雅~!朝飯できたぞ~!!」

「お前は何度言ったら分かるんだ!!雅ではなくお嬢様だろう!?失礼だぞ!」

「いいよ、いいよ。お嬢様なんて背中が痒くなるし。和も雅って読んで?」

「ほらな?」

「し、しかし・・・」

「あら、雅がいいと言っているのよ?いいんじゃないかしら?和也さん」

「ワシもそう思うぞ」

「おはよう、ママ、パパ♪」

「「おはようございます。ご主人様、奥様」」

「おはよう、雅、和也さん、貴羅さん。さぁ、みなさん朝食にしましょう?」

「かしこまりました。ではイスにお掛け下さい」

「あれ、2人は食べないの?」

「俺等は別に食べるんだよ」

「いいんだよ、そんな事。さぁ一緒に食べよう」

「ご主人様・・・」

「ほら、いいって言ってんだから食べようぜ?」

「では・・・お言葉に甘えて・・・」

「「いただきます♪」」
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