お嬢様の執事は元王子!?
~50分後~

「み・・・雅、これは・・・何?」

「も、モンブランかなぁ?」

私達の目の前にあるのは歪な形をした茶色い物体。
ホントは黄色になるのに・・・何故に茶色!?

「大森様!!」

びくっ!!

「は、はいっっ!!」

「なんですの!?この物体は!?」

「モンブラン・・・ですぅ・・・」

「はぁ・・・それは捨てなさい。大森様にはこちらを差し上げます」

先生の手の平にあるのは光り輝いている(そう見えるだけ)完璧なモンブラン。

「ありがとうございます!!」

「お家で練習してくる事」

「雅、良かったね♪」
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