「あの…聞きたいことがあるんですけど…」
…あたしが聞きたかったこと、それは屋上で寝ていたのになんで今保健室にいるのか、それと、空がいなくなっていて…すばるがいるということ…
「ん?なんだ??」
「す、ばる...なんでここにいるんですか??」
そぉ言うとすばるは、しらっと、とんでもない事を言った。
「あぁ!姫夜、屋上で寝てたろ?」
なんで知ってるんだろう?と、思いながらコクリと、うなずいた。
「俺、姫夜達が来る前に屋上にいたんだ。」
えっ…ぢゃあ、あたしが泣いた事も...
「んで、姫夜が寝ちゃって、俺がここまで運んできたってわけ。」
あ~すばるがここまで運んでくれたんだぁ~!!って!!!
「うそぉーーー!!!!」
あたしは思わず大きな声を出してしまった。
「何大声だしてんだよ。」
「だって、だって…すばるが運んできてくれたってきいて…」
「…きいて??」
「恥ずかしいって…おもって。」
すばるはフフっ!っと笑うと
「姫夜、おもしろいなぁ!!大丈夫だよ。軽かったから。」
なっ!!!
「そぉゆうことぢゃないんですぅーー!!」
あたしはまた、大声を出してしまった。
「ぢゃあ…お礼してくれるの?」
えっ?
「お礼…」
すばるの顔は真剣だった。
「姫夜…」
すばるの顔が…さっきより近くなった

CHUっ

えっ??……

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