記された日々
一通り話すだけ話して亜美が話してないことに気付く。                                                                                   
『つまらなかった?ごめん・・・』まぁ確かに途中から自分でも何を言ってるかわからなかった。
でも亜美は「いやぁ〜なんもだよ、入学式にいきなり友達ができてこんなに話すと思ってなかったから嬉しいんだ!」(俺も嬉しいです)
                                                                        
などと話して1時間が経った頃「そろそろ帰るね。私ちょっと家まで遠くて、あんまりバス無いから今乗らないと、また二時間後なんだ、」そっか、まぁでも今日はここまでかな?
『それはやばいね、じゃあ帰ろっか?』
                                                                        
途中まで一緒に歩き、俺の家に行く方面まで来たが、通り過ぎてしまう。
「マコ君の家どこらへん?」といきなり言われて、『ん?近くなんだ!ん〜と次の信号を右に行ったところ』などと嘘をつく俺。
                                                                        
すぐに信号に着いてしまい別れの瞬間、幸せな時間はすぐに過ぎてしまうのはなんでだろう?確か、アインシュタインの相対性理論だったけ、楽しいときは早く苦しいときは長く感じるのは・・・
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