記された日々
十一月七日


学祭が終わって四日が経った、早いなぁ。
家を出るともう雪が降ってくる季節に近づいてきた。
ジャケットを手放すことができない、『う〜寒ッ』                                                                         
学校に入ろうとすると後ろから呼び止められる
「マコト君おはよう」  
『おはよう、しょこちゃん!』

「一緒に行こう!」(無邪気で満面の笑み、今日の太陽より眩しいよ。)

『あぁいいよ〜』

(なんかドキドキするなぁ、変に意識するのが悪いんだな)

「マコト君?」

『えっはい!何?』

「あぁ聞いてなかったしょ〜」

『ごめん』

「もう、ダメでしょちゃんと人の話は聞かなきゃ!」(怒った顔も可愛いなぁ、怒るというよりふてくされてる感じがまた可愛い) 
『ごめんって、で何だったの?』
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