記された日々
川原に着くと星空が川にも映し出されとても幻想的な光景だった。
『綺麗だなぁ』しみじみと余韻に浸る。
                                                            
亜美は星空を見ていたが、途中飽きたのか浅い場所の川原で遊んでいた。
子供かよ!でもそんな無邪気な君も可愛いよ。
                                                                        
しばらくして、亜美が向こう岸に渡っていた。
『危ないぞぉ』注意を聞かず亜美は石の上を器用に移動しはじめた。

「やったぁー!見て見てマコ君、こっちこれたよぉ!」
亜美は渡りきってしまった、まぁでも一安心。
『すごいなぁ!でも戻っておいでぇ』
「マコ君がこっち来てぇ、こっちからだとお月さまが綺麗だよぉ」

まったくしょうがない、
俺は立ち上がると川原に歩きだす。
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