記された日々
大量の機械に囲まれながらマコ君は目を閉じていた。

病室にマコ君のお兄さんがいて、今は昏睡状態でいつ意識が戻るか分からないという事。

もしかしたらずっと目が覚めないかもしれないという事。
            
今夢を見ているらしく、鼓動が不安定な事。                                                            
私は溢れだしそうな涙を抑え切れずぽろぽろと涙を流した、声を殺しながら歯を食い縛りながら泣いた。
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