記された日々
書き終えて、やることもなく、高校の親友に電話をする。                                                                                  
「どうした?」親友の佐々岡にこの二日の事を話す。「ん〜でもまだ彼氏って訳じゃないじゃん、昨日のお前みたいに友達になっただけかもよその人?」
『まぁ確かにそうだけどさ・・・』
「お前は少し考えすぎるんだよ、もっと簡単に物事を考えてみろよ!なっ!チェリーボーイ?」
『はいはいお前もだろ!チェリーは!』
などとくだらない会話を交わす俺たち。
                                                                        
「とにかく前みたくあまりのめり込むなよ!」
『前?』
「ユキコだよ!」
『あ〜その話はもういいから、』
ユキコとは高校の時に好きになった、新任教師のこと、ありえない話だが、俺は高校の時に教師を好きになった。
                                                                        
「したら仕事あるからまたな!」
『おう!またな』電話を切る。
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