記された日々
右の席には髪が黒く染まり、少し髪が伸びて枝毛がなく艶やかな髪で、顔にはほんのり化粧をし、シャツの開いた部分から見える白い肌。
                                                                        
亜美だ。この時ほどびっくりしたことはない、妙に緊張をしてしまう。
                                                                        
「・・・マコ君?」心臓が激しく動きだし、体から汗が一気にでてきた。
『お、おう久しぶり!』久しぶり・・・まぁ無理もない、こうやって話を交わすのは入学式以来なのだから。
                                                                        
「はは、そうだね久しぶり」笑顔で話し掛ける亜美、俺は亜美の透き通るような目をまともに見て話すことができない。                                                                              
『学校であんまり話さないもんね、一緒にいる機会ないし』話さないんじゃなく話せないんだよな、   
「そうだね、もっとマコ君といっぱい話したいのに・・・」
『えっ・・・』普通にテンパる俺。
「なんで困ってんだよ〜」“ペシッ”肩を叩かれる。
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