記された日々
しばらくして、式が終わりあぁ結局何もできなくおわってしまった、帰りぎわの君は入学案内をもらってたね、それを見ながら俺は玄関をでた。
                                                                        
とここで話は終わると思ったら、今日という日はまだ神様は俺を見捨ててはいなかった、ふと後ろから走ってくる音が聞こえたんだ(カツッカツッカツッ)って
                                                                                    
振り返るとそこにはそう君がいたんだよね、もしかして俺に!?なわけ…「ちょっと待って〜」周りを見渡す俺のそばには中年のおっさんが一人いて親父か?とか思ったけどなわけないかと思い立ち止まる。
                                                                        
すると「ハァ・ハァ・・追い付いたハァ・・・ハァ・・・」『やっぱり俺だったんだ!やったぜ〜!』などと心で叫びつつ、どうしたの?何かあった?と問い掛けたら君は
                                                                        
「うん、せっかく知り合えたのも何かの縁だからね、お名前おちえてくれな…ケホッケホッ」と君は相当辛そうに咳き込んでたんで大丈夫?道路の反対側の公園のベンチ行って休もうか?って言ったら君は縦に首を振りベンチへと向かった。
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