記された日々
地元は山と海ぐらいしか無くて、町を一周するのに三時間はかからない。
まぁでもそれが良いところ、都会みたいに人がごみごみとしていて、建物が高く威圧感を放っているが、地元はほのぼのとして温かみを感じる。
                                                                        
高校の友達だからこそ、話すことがいっぱいあり、車に乗ってる最中は話は絶えなかった。                                                                               
佐々岡はなんと、彼女ができていて、もう俺よりも一歩二歩先に進んでいる。もともとかっこいいというか、母性本能をくすぐるタイプに近いので大学のお姉さんに狙われたのである。
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