記された日々
クラッチを緩めながら、アクセルを踏む。
言葉ではこれで前に進む、しかしすべてはタイミング、一呼吸間違えただけで、〔ドンッ〕エンストになる。
                                                                        
「最初はしかたないよ、」やさしく言ってくれる教官。
『はい、頑張ります。』
                                                                        
道程は険しい、こんなので亜美を乗せるわけにはいかない、絶対うまくなってやる。
                                                                        
待ってろよ〜亜美〜
待ってろよ〜海〜
待ってろよ〜青春!
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