記された日々
『どうぞ、』
隣に宮城さんが座るとすぐに、
「これは多分聞かれてほしくないだろうし、言う必要もないだろうけど、友達としてね聞くんだけど・・・何かあったの?」

『えっ・・・やっぱ見られてた?』
「うん、ごめんね、でもほっとけ無いからさ・・・」
『まずは心配してくれてありがとう、うん、今はまだちょっと言いたくないんだ、時がきたら話すよごめんね、俺でもあまりよくわからなくなってさ。』
                                                                        
「そっか、じゃあもう泣かないで、マコト君は笑ってる顔のほうが素敵だよ。」
『フッありがとう。』(良い子だなぁ心がキレイに洗われていってるみたいだ。)
「その笑顔だよ!ねっ?」
(この子は可愛いなぁ、純粋に可愛い、亜美とはまた違った可愛さだなぁ。) 
「それじゃあ行こう、マコト君。」

『じゃあ行くか!』

ベンチを立った、その足は来た時と違い軽やかで、学校に向かった。
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