記された日々
学校に着くとすぐにトイレに駆け込む、鏡で自分の顔を見に。
『目は充血してないな、よしOK行こう!』
                                                                        
教室に入るとみんなが心配してくれていて、俺を呼び止める
『ごめんな、そしてありがとう、もう大丈夫たがら!』みんなは深く詮索しないでくれた。
それが友達というものなのだろう、また涙がでそうになったので堪えて自分の席に着く。
                                                                        
唯一マッスルだけが気付いたのだろう、軽く肩を叩き無言で頷いてきた。
こいつは本当に嫌な野郎だぜ、マジで泣くところだわ。
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