記された日々
お客さんが来ると、嘘のように忙しくなってきた。
「お好み焼き二人前お願いします」

『かしこまりました。』

ずっとこの繰り返しがしばらく続いていった。
                                                                        
気付けば九時からスタートしたのに、もうお昼の十二時を回っていて、交代の時間になっていた。
                                                                        
俺は午前の部だったので、お昼からは俺も校内で食べる事になっていた。
製菓が作るケーキに二年生が作る中華料理フランス料理日本料理などいっぱい食券を買っていた、とても楽しみにしていたのだ。
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