記された日々
製菓のカタラーナがとてもおいしくて、頬っぺたがとろけそうだった。


そんな中たくさんのお客さんの中に一人黒いさらさらな髪を結び、スーツ姿でシフォンケーキを片手に歩いている女性が歩いていた。

スーツの黒さがかえって彼女の白肌を目立たせていた。
                                                                        
亜美そういえば君は公報の役目で今日はスーツだったんだね・・・。                                                                             
あぁやっぱり君は可愛い、初めて会ったときもスーツ姿だったね、なんだか入学式が懐かしいな。
                                                                        
君は今幸せかい?俺は君が幸せならそれでいい、最近そう思い始めたよ。
                                                                        
好きだからこそ、君には幸せになってもらいたい。
< 95 / 135 >

この作品をシェア

pagetop