ガンバレ ヒカル!!
健ちゃんのアパートに着くと、うとうとしていた健ちゃんが目を覚ました。
「おかえり、ヒカル…」
「ただいま。ごめんね?遅くなって。お風呂入ろっか」
いつも待たせてしまう健ちゃんに申し訳なく思う。
だからいつもお詫びに頭を洗ってあげる。
「人にシャンプーしてもらうのって、めちゃくちゃ気持ちいいよな」
「いつでもしてあげるからね」
「毎日遅くまでご苦労さん」
「仕事だもん」
こうして癒やし合いながら、お互いの疲れを取り除いてた。
「おやすみ、健ちゃん」
「おやすみ」
腕枕と抱きしめてもらうだけで1日の疲れが吹っ飛ぶ。
それだけアタシの中で健ちゃんの存在は、すごくすごく大きいんだ。
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