ガンバレ ヒカル!!

「みんなお疲れ様。また明日から頼むね。じゃあ解散」



旅行から帰ってきたアタシたちは、それぞれ帰宅した。



アパートから美容室まで近いアタシは、いつも徒歩。



だからこの帰りも大きな荷物を持って、アパートまで歩いていた。



すると、背後から来た車にクラクションを鳴らされ振り向くと、それは雪菜さんが運転する車だった。



「ヒカルちゃん、乗ってきなよ。ちょっと話しもあるし」



窓から顔を出し、そう言う雪菜さん。



「じゃあお願いします」



トランクを開けてもらい、そこに荷物を積んだ。




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